H
HAMULIFE
ハムスター食べ物図鑑

ハムスター食べ物図鑑

ハムスターに与えていいもの・少量なら与えられるもの・与えてはいけないものを、あ行〜わ行で63品目まとめました。それぞれ理由・与える量の目安・注意点を掲載しています。

※ 複数の専門情報源をもとに調査・確認したうえで掲載していますが、個体差やアレルギーもあるため、初めての食材は少量から試し、体調に異変があれば速やかに動物病院に相談してください。掲載内容は情報の更新により変わる場合があります。

あ行

アーモンド

少量ならOK

理由脂質が非常に多く嗜好性も高いため、主食代わりにはできない。毒性物質は含まれないが、与えすぎは肥満・ペレット拒食・下痢の原因になる。必ず味付け・塩分無添加の製菓用生アーモンドを選ぶこと。

目安量週1回程度、頬袋に入るサイズに砕いて1〜3g目安(体格に応じて調整)

注意点殻・薄皮を除去し細かく砕く。塩・砂糖・チョコレートコーティングなど加工品は絶対NG。毎日与えない。誤って大量摂取した場合は下痢・嘔吐の有無を数日観察し、症状があれば受診。

アスパラガス

少量ならOK

理由「ユリ科でネギの仲間」という俗説が一部で言われるが、実際はキジカクシ科でネギ属(タマネギ・ニンニク等)とは分類・成分ともに別物。ネギ類特有の溶血成分(チオスルフェート)は含まれておらず、海外の獣医監修サイトでも少量与えられる野菜として紹介されている。ただし食物繊維・水分が多く、与えすぎると軟便になりやすい。

目安量穂先の柔らかい部分を5mm〜1cm程度、他の野菜と同様に週2〜3回を目安に。

注意点茎の硬い部分は消化しにくいため穂先を中心に与える。初めて与える際は少量から様子を見て、軟便が続くようなら中止する。

アボカド

NG

理由果肉・皮・種すべてにペルシンという毒素を含み、ハムスターが摂取すると心筋障害・呼吸困難・肺水腫・不整脈を引き起こし、少量でも死に至ることがある(既存記事の分類と一致)。

目安量与えない

注意点加熱しても毒性は消えない。誤食が疑われる場合は呼吸の乱れ・元気消失・嘔吐がないかすぐ確認し、少しでも症状があれば即時に動物病院へ連れて行く。

いちご

少量ならOK

理由ビタミンCや水分を含み嗜好性も高いが、果物の中でも水分量がトップクラスで、与えすぎると下痢のリスクが高い(既存記事の分類「果物は少量・週1〜2回、種は除去」に合致)。ヘタ・葉はごく少量なら問題ないとする情報もあるが基本は果肉のみで十分。

目安量週1〜2回、5mm〜1cm角程度(体格に応じて調整)

注意点種は必ず除去。傷みやすいため、与えてから30分程度で食べ残しがあれば廃棄する。水分が多いので下痢が続く場合はすぐ中止し様子を見る。

いんげん

少量ならOK

理由生の状態ではレクチン(フィトヘマグルチニン)を含み中毒・消化不良の危険があるため、既存記事の「生の豆類=レクチン(加熱すれば少量OK)」という確立済みルールがそのまま当てはまる。加熱すれば毒性は失われ、少量なら栄養源として与えられる。

目安量必ず加熱してから、5mm〜1cm角に切って少量(月に数回程度)

注意点生のまま・加熱不十分なものは絶対に与えない。塊のまま与えると頬袋に溜め込んで巣で腐敗する危険があるため小さくカットする。マグネシウム含有もあるため与えすぎに注意。

うずらの卵

少量ならOK

理由良質な動物性たんぱく質と鉄分(ヘム鉄)を含み、妊娠期・成長期・毛づやが悪い時などのたんぱく質補給に有用とされる。ただし通常時は毎日の摂取は不要で、あくまで補助的なおやつ扱い。

目安量固ゆでにしたものをごく少量、週1回程度が目安

注意点生卵は与えない(サルモネラ・消化不良のリスク)。必ず固ゆでにし、味付けなしで冷ましてから与える。殻は取り除く。頻繁な摂取は腎臓への負担やカロリー過多につながるため避ける。

えだまめ

少量ならOK

理由枝豆は未成熟の大豆であり、生の状態ではレクチンを含むため中毒・下痢のリスクがある(既存記事の「生の豆類=レクチン(加熱すれば少量OK)」ルールに合致)。しっかり加熱すれば毒性は消え、たんぱく質源として少量与えられる。ただしカロリー・脂質がやや高め。

目安量茹でたものを月1〜2回程度、少量(薄皮も外して与えると安心)

注意点生のまま・市販の味付け枝豆(塩付き・冷凍調理品)は与えない。薄皮は消化しにくいため取り除くと安全。高カロリーなので主食代わりにしない。

おから

少量ならOK

理由ハムスター専門サイトでの具体的な言及は乏しく、確立された情報源が少ない食材。大豆由来で低脂質・高食物繊維だが、大豆製品と同様にマグネシウムを含み尿路結石のリスクが指摘される豆腐に準じて考えるべき。水分を多く含み傷みやすい点にも注意が必要。

目安量与える場合はごく少量(小指の爪程度以下)を月に数回程度にとどめる

注意点生の状態は消化不良を起こしやすいため、加熱・乾燥させたものを少量から試す。味付け(砂糖・塩・出汁)のあるものは不可。傷みやすいので長時間放置せず、食べ残しはすぐ片付ける。専門情報が少ない食材のため、心配な場合は与えず定番野菜・ペレットを優先する方が無難。

オクラ

OK

理由にんじん・かぼちゃなどと並んでハムスターにおすすめとされる野菜の一つ。ネバネバ成分(ペクチン・ガラクタン・アラバン等の水溶性食物繊維)が胃腸の調子を整えるとされ、毒性成分の報告もない。

目安量1日1〜2g程度を目安に、他の野菜同様たまに(週2〜3回程度)与える

注意点生でも茹でても与えられるが、味付けはしない。産毛(表面のうぶ毛)が気になる場合は軽く洗ってから与える。毎日の主食にはせず野菜全体の量のバランスの中で与える。

オレンジ

NG

理由みかん・レモン・グレープフルーツなどと同じ柑橘類で、酸が強く消化器を刺激するため(既存記事の確立済み分類「柑橘類=酸が強く消化器を刺激、死亡はしないが与えるべきではない」に該当)。致死性の高い毒物ではないが、下痢や口内・消化管への刺激を招くため推奨しない。

目安量基本的に与えない

注意点誤って少量口にしてしまった場合は、下痢や食欲不振がないか数日様子を見る。柑橘類の代わりに、りんご・いちご・バナナなど既に安全と確認されている果物を少量与える。

か行

かぼちゃ

OK

理由βカロテンなどの栄養価が高く、ハムスターにとって基本的に安全な野菜とされる。糖質はやや高めだが毒性成分はなく、複数のハムスター専門サイトで安全な野菜として紹介されている。

目安量生のままでも与えられるが硬いため、軽く茹でる・電子レンジで加熱するとより食べやすい。ジャンガリアン系など小型種は米粒〜小豆大を1〜2個、ゴールデン系は1cm角1個程度を目安に週2〜3回。

注意点与える前によく洗い水気を拭き取る。種も食べられるが市販品は塩味付きのことが多いため、自家製で無塩・乾燥させたものをごく少量にとどめる。子供や高齢のハムスターは加熱して柔らかくすると安心。

キウイ

OK

理由ビタミンCなど栄養は豊富だが、水分・糖分が多く与えすぎは下痢の原因になりうる。毒性成分の報告はなく、複数のハムスター専門サイトで少量なら与えてよい果物とされている。種は消化しづらいとされる。

目安量ゴールデン系で1cm角程度、ジャンガリアン系など小型種は5mm角程度を、他の果物と合わせて週1〜2回程度のおやつ扱いに。

注意点種はできるだけ取り除く。水分の多い果物なので与えすぎに注意し、食べ残しは傷む前にこまめに片付ける(ケージ内に運んで隠し腐らせるケースがあるため要チェック)。

キャベツ

OK

理由ビタミンC・K・食物繊維を含み、基本的に安全な葉物野菜。ただし水分が多く、個体によっては軟便やガスが溜まりやすくなることがある。

目安量2〜3cm四方程度の柔らかい葉を1枚程度、週2〜3回を目安に。

注意点芯は硬く消化しにくいため避け、柔らかい葉の部分を選ぶ。与える前に流水でよく洗い、初めて与えたあとは便の状態を確認する。

きゅうり

OK

理由毒性はないが栄養価は低く、水分含有量が非常に高い野菜。ハムスターは元々水分摂取量が少ない動物のため、水分過多で下痢を起こしやすい点が主なリスク。

目安量ゴールデン系で1日小さじ1杯程度、ジャンガリアン系など小型種はその半分程度を目安に、週2〜3回を上限として他の野菜とローテーションする。

注意点皮はむかなくてよいがよく洗う。生野菜で傷みが早いため、与えて30分以上食べなければ取り除く。特に夏場は傷みが早いので注意。

ぎんなん

NG

理由銀杏にはメチルピリドキシン(MPN)というビタミンB6の働きを阻害する神経毒が含まれ、加熱しても毒性は消えない。GABAの働きを抑制し痙攣や意識障害を引き起こす成分で、体格の小さい犬猫では少量でも危険とされる。ハムスターはさらに体が小さく、安全性を示す情報源も見当たらないため与えるべきではない。

目安量与えない

注意点誤って口にした場合は、症状の有無にかかわらず速やかに小動物対応可能な動物病院に相談する。殻に付着する成分(ギンコライド)にも皮膚炎などを起こす作用があるとされ、飼い主が取り扱う際も直接触れないよう注意する。

グレープフルーツ

NG

理由みかん・レモン・オレンジなど他の柑橘類と同様、酸が強くハムスターの消化器を刺激する。致死的な毒性成分ではないため誤って少量口にしても直ちに命に関わるものではないが、消化器への負担を考えると積極的に与えるべきではない食材とされる。

目安量与えない

注意点誤って少量なめてしまった程度であれば水を切らさず様子を見て、下痢や食欲不振などがあれば動物病院に相談する。日常的に与えるのは避ける。

くるみ

少量ならOK

理由ハムスターの好物とされるが、脂肪分・カロリーが高く、与えすぎは肥満や脂肪肝、特に糖尿病になりやすいジャンガリアンなどドワーフ系ハムスターでは血糖コントロール悪化のリスクがある。殻は硬く尖っており、口内や頬袋を傷つける恐れもある。

目安量無塩・無添加のものに限り、ゴールデン系で米粒〜小豆大のかけら1個程度、ジャンガリアン系などはさらに小さく、週1回程度のごく稀なおやつとして。

注意点殻は必ず取り除き中身のみ与える。人間用の味付きナッツ(塩・砂糖・チョコがけ等)は絶対に与えない。主食(ペレット)の代わりにせず、あくまで嗜好品として扱う。

ごぼう

NG

理由ごぼうにはタンニン(アクの成分)が多く含まれ、ハムスターはタンニンを無害化する分泌機能を持たないため直接的な影響を受けやすい。タンニンは消化器官を傷つけ、体内のたんぱく質を排出させてしまうとされ、ハムスター専門サイトでも与えることを避けるべき野菜として明記されている。

目安量与えない

注意点誤って口にしてしまった場合は便の状態や食欲、元気の有無を観察し、下痢や食欲不振などの異常があれば動物病院に相談する。

小松菜

OK

理由カルシウムやビタミン類が豊富で栄養価の高い野菜だが、シュウ酸・硝酸塩をやや含む。茹でることでこれらを30〜45%程度減らせるとされ、適量であればハムスターに与えてよい野菜とされる。

目安量1cm角程度にカットし1〜2g程度を目安に、生は特にたまに程度にとどめ、多くても週1〜2回、間隔をあけて与える。

注意点カルシウムの摂りすぎは尿路結石・膀胱結石のリスクにつながるため頻度・量を守る。新鮮なものを選び、ケージ内に食べ残しがあればこまめに片付ける。

さ行

さつまいも

少量ならOK

理由食物繊維とビタミンが豊富だが糖質(でんぷん)が多く、含まれる「ヤラピン」という成分が小さなハムスターには作用が強すぎ、量が多いと下痢や軟便の原因になる。生のままは硬く消化にも負担がかかる。

目安量茹でるか蒸してやわらかくしたものを5mm〜1cm角程度、週1〜2回のおやつ程度に留める。初めては米粒大の極少量から様子見。

注意点必ず加熱してから与える(生は不可)。皮は剥いて与えるのが無難。下痢・軟便が出たら中止し、しばらく様子を見る。

さくらんぼ

少量ならOK

理由サイト既存記事の分類(りんご・もも等の核果類と同様)に準じ、種にはアミグダリン(シアン化物)が含まれ加熱しても毒性は消えないため厳禁。果肉自体は糖質はやや高いが少量なら問題ない。

目安量種を完全に除去した果肉のみ、ごく少量(一口大程度)を週1回程度。毎日・多量に与えるのは糖質過多になるため避ける。

注意点種は絶対に取り除く。誤って種ごと与えてしまった・食べてしまった場合は嘔吐や呼吸異常等の中毒症状がないか観察し、様子がおかしければ速やかに動物病院へ相談する。

ししとう

NG

理由唐辛子と同じナス科トウガラシ属で、微量でもカプサイシンを含む。カプサイシンは口腔内・消化器粘膜への刺激が強く、体の小さいハムスターにはひとかけらでも深刻な炎症や消化器トラブルを引き起こす恐れがある。

目安量与えない。

注意点誤って食べてしまった場合は、口をこすりつける・よだれが多い・食欲不振などの様子がないか観察し、症状が見られれば動物病院に相談する。ししとうに限らず唐辛子・ピーマンの近縁種は避けるのが無難。

しいたけ

NG

理由しいたけ自体は人間にとって毒性のある食材ではないが、獣医監修・専門サイトの多くがハムスターへの給餌情報として明確に安全性を保証しておらず、推奨食材リストにも通常含まれていない。きのこ類は不溶性食物繊維(キチン質)が多く消化されにくいため、下痢や消化不良、まれにアレルギー反応を招くリスクが指摘される。

目安量与えない。積極的に与える栄養的メリットも乏しいため、安全性が確立していない食材として避けるのが無難。

注意点少量口にしてしまった程度で緊急性の高い中毒とは考えにくいが、下痢や元気消失などの異常が見られた場合は動物病院に相談する。野生のきのこは種類によっては人間にも猛毒のものがあるため絶対に与えない。

じゃがいも

少量ならOK

理由でんぷん質のエネルギー源にはなるが、芽や緑色に変色した皮部分にはソラニンという毒素が含まれ中毒(嘔吐・下痢・神経症状)を起こす恐れがある。また生のままは消化を妨げる成分があり下痢の原因になる。

目安量皮を厚めに剥いて緑変部・芽を完全に除去し、必ず茹でてから5mm角程度を1日1回までの少量に留める。

注意点生食・芽/緑変部の混入は厳禁。塩・バター等の味付けは一切しない。下痢が見られたら中止する。

スイカ

少量ならOK

理由サイト既存記事の分類どおり、果肉は少量であれば問題ない。約90%が水分のため水分補給になるが、食べ過ぎは頬袋炎や下痢の原因になる。皮(緑色部・白い部分とも)は硬く消化しにくいため避けるべき。

目安量果肉を一口〜数切れ程度、週1〜2回を目安に。

注意点皮と種は取り除いてから与える。種自体に毒性はないとされるが、誤嚥や頬袋に詰まるリスクがあるため除去が無難。水分が多く傷みやすいため、食べ残しは1〜2時間以内に回収する(特に夏場は要注意)。

セロリ

少量ならOK

理由水分・食物繊維を含み致命的な毒性はないが、シュウ酸を含みカルシウムと結合して尿路結石のリスクを高める可能性がある。また水分量が多い野菜のため食べ過ぎると下痢を招きやすい。香りが強く個体によっては好まないこともある。

目安量茎より水分の少ない葉の部分を少量、週2〜3回程度の他の野菜と同様の頻度で少量ずつ与える。

注意点毎日・大量に与え続けるのは避け、他の野菜とローテーションする。初めては少量から様子を見て、食べない場合は無理に与えない。

そら豆

少量ならOK

理由生の状態ではレクチンの一種であるフィトヘマグルチニンやトリプシン阻害因子等の抗栄養成分を含み、赤血球の凝集やタンパク質消化阻害を起こすため危険。十分に加熱(茹でる)することでこれらの毒性はほぼ分解・失活し、少量であれば与えられる。

目安量しっかり茹でて皮を除いた豆を細かく刻み、ごく少量を週1〜2回程度のおやつとして与える。

注意点生食は絶対に避ける。加熱調理済みでも豆類は消化に負担がかかりやすいため量を守り、下痢・軟便が見られたら中止する。

た行

大根(だいこん)

少量ならOK

理由根の部分はほぼ水分でミネラル分は少なく害はないが、葉にはカルシウム・リン・マグネシウムなどのミネラルが多く含まれ、過剰摂取するとハムスターは尿路結石を起こしやすい体質のため注意が必要。複数のハムスター専門サイトで根・葉とも「与えて良いが少量に」という一致した見解。

目安量根:ジャンガリアンなど小型種で1日3g程度、ゴールデンなど大型種で1日10g程度の角切りを目安に、週1〜2回程度。葉は根より栄養が濃いためさらに少量にとどめる。

注意点無農薬または良く洗って水分を拭き取ってから与える。人間用に調理した大根(おでん・煮物・漬物など塩分を含むもの)は絶対に与えない。葉を頻繁に与えると尿路結石リスクが上がるため頻度を抑える。食べ過ぎた場合は下痢の兆候(軟便・元気消失)がないか数日観察し、続くようなら小動物対応の動物病院へ。

たけのこ

NG

理由ハムスター専門サイト・獣医監修サイトを横断的に検索したが、たけのこを積極的に推奨する情報源は見つからなかった。生のたけのこは人間でも茹でこぼしが必須なシアン配糖体(タキシフィリン)を含み加熱処理なしでは有毒であること、繊維が非常に硬く不溶性食物繊維が多いためハムスターの小さな消化管には負担が大きいことから、あえて与えるメリットが乏しく、確立された安全情報がない食材は与えない、という予防原則に基づきNG判定とする。

目安量与えない

注意点少量をかじってしまった程度であれば数日は元気・便の状態を観察すれば足りることが多いが、大量に食べた・嘔吐や下痢、元気消失がみられる場合は速やかに小動物対応の動物病院を受診する。ゆでたけのこであっても積極的に与える食材ではない。

玉ねぎ

NG

理由ネギ類全般(ネギ・玉ねぎ・にんにく・にら・らっきょう)に共通して含まれるチオスルフェート(有機硫黄化合物)が赤血球を破壊し溶血性貧血を引き起こす。加熱・調理(スープ・カレー・炒め物などに使われた玉ねぎ)しても毒性は消えない。

目安量与えない

注意点生・加熱済み・粉末(オニオンパウダー等)を含む加工品・玉ねぎエキスの入った人間用料理も含め一切与えない。誤食した場合は量にかかわらず尿の色(赤褐色)や元気消失、呼吸が荒いなどの溶血症状に注意し、疑わしい場合は直ちに動物病院へ。

チーズ

少量ならOK

理由チーズ自体に強い毒性はないが、市販の人間用チーズは塩分・脂肪分が高く、ハムスターにとっては塩分過多や肥満、腎臓への負担、尿路結石のリスクにつながる。複数のハムスター専門サイトで「小動物用に作られた低塩チーズ製品であれば少量OK、人間用の一般チーズは基本的に避けるべき」という一致した見解。

目安量小動物用チーズ製品で1〜2g程度、週1〜2回程度にとどめる。

注意点スーパーの一般的なプロセスチーズ・とろけるチーズなど塩分の高いものは与えない。乳製品のため与えすぎるとお腹を壊す個体もあるので初めては少量から様子を見る。毎日与えると肥満・尿路結石リスクが高まるため頻度を空ける。

チョコレート・カカオ製品

NG

理由チョコレートに含まれるテオブロミン(メチルキサンチン類)をハムスターは代謝しにくく、中枢神経・心臓に作用して痙攣・不整脈・重篤な場合は死亡に至ることもある中毒物質。カカオ含有量が高いほど毒性が強い。

目安量与えない

注意点チョコレート菓子だけでなくココアパウダー、カカオニブなどカカオ由来製品全般を避ける。誤って口にした場合は少量でも震え・興奮・嘔吐・下痢などの中毒症状がないか観察し、症状があれば直ちに動物病院を受診する。

とうもろこし

少量ならOK

理由とうもろこしの実(コーン)はハムスターが好んで食べる穀物で、適量であれば問題なく与えられる野菜・穀物として複数のハムスター専門サイトで紹介されている。ただし糖質・でんぷん質が多いため与えすぎは肥満の原因になる。

目安量生または茹でて味付けなしのものを1〜数粒程度、週2〜3回を目安に。

注意点缶詰コーン(塩・砂糖入りのシロップ漬け)は与えない。芯(コブ)は硬く誤飲・窒息のリスクがあるため実だけを外して与え、皮(薄皮)は消化しにくいので気になる場合は取り除く。

トマト

少量ならOK

理由トマトの果肉はビタミン豊富で少量なら問題ないが、葉・茎・青い未熟な実にはトマチン(アルカロイド配糖体)という毒性成分が含まれ中毒を起こすため厳禁。果肉と葉・茎で扱いを分ける必要がある点で複数の専門サイトの見解が一致している。

目安量完熟した果肉部分のみ、ゴールデンで指先大、ジャンガリアン等小型種でその半分程度を目安に週1〜2回。

注意点ヘタ・茎・葉は必ず取り除き絶対に与えない。種は念のため取り除くことが推奨される。皮は必須ではないが初めて与える時や気になる場合は湯むきすると消化に優しい。塩分を含むケチャップやトマトジュース(加塩)は与えない。青い未熟トマトも与えない。

な行

なす(茄子)

NG

理由ナスはナス科の植物で、じゃがいもと同様にソラニンなどのアルカロイド系毒素をわずかに含む。特にヘタや未熟な実、皮の近くに多いとされる。加えて水分がほとんどで栄養価が低く、あえてハムスターに与えるメリットがないため、複数のハムスター専門サイト・ペット系サイトで『与えるべきではない野菜』として挙げられている。

目安量与えない

注意点誤って少量食べてしまった程度で即座に重篤な症状が出る可能性は低いとされるが、下痢や食欲不振など体調変化がないか数日は様子を見る。ぐったりする・嘔吐・下痢が続く場合は速やかに動物病院へ相談する。ヘタ・皮は特に避け、日常のおやつはにんじんや小松菜など安全性が確立された野菜に置き換える。

なつめ(棗)

少量ならOK

理由なつめ自体に毒性は報告されておらず、ビタミン・ミネラル・食物繊維を含む果実だが、ハムスター専門サイトでの直接的な給餌データは乏しい。ドライフルーツ全般に共通する注意として、乾燥により糖分・食物繊維が凝縮されているため、与えすぎは軟便・下痢や腸内細菌バランスの乱れ、肥満につながる可能性がある。生の状態でも果糖を多く含む点は他の果物(りんご・バナナ等)と同様の扱いが妥当。

目安量生・乾燥とも与えるなら小指の爪程度のごく少量を週1回程度まで。ドライタイプは特に少量にとどめる

注意点種(硬い核)は誤嚥・頬袋の損傷や消化不良の原因になるため必ず取り除く。市販の乾燥なつめは砂糖漬け・糖蜜漬け加工されている商品もあるため、無添加・無糖のものを選ぶ。初めて与える際は少量から始めて便の状態やアレルギー様反応がないか確認する。

にんじん

OK

理由β-カロテンなど栄養価が高く、野生下のハムスターが口にする植物にも近いため、獣医監修サイト・専門サイトで安全な野菜として広く推奨されている。ただし糖質も含むため『毎日たっぷり』ではなく適量にとどめるのが望ましいとする情報源が多い。

目安量小さく切って1回に体重の5%程度を目安に、週2〜3回程度

注意点皮ごと与える場合はよく洗う、または皮をむいて与える。生・加熱どちらも可だが味付けはしない。新鮮なものを選び、しなびたり傷んだ部分は取り除く。

にんにく

NG

理由ネギ類(ねぎ・玉ねぎ・にんにく・にら・らっきょう)に共通してチオスルフェート(有機チオ硫酸化合物)が含まれ、赤血球を破壊して溶血性貧血を引き起こす。加熱しても毒性は消えない。ハムスターは体が小さいため少量でも致死的になり得るとされる。

目安量与えない

注意点症状は摂取直後ではなく1日〜数日後に血尿・元気消失・呼吸が荒くなるなどの形で現れることがある。誤食が疑われる場合は量にかかわらず速やかに動物病院を受診する。ねぎ類を調理した包丁やまな板で他の野菜を切ると微量でも付着し危険なため、調理器具も分ける。

ねぎ

NG

理由にんにくと同じネギ属の植物で、チオスルフェートによる溶血性貧血を引き起こす成分を含む。加熱・刻む・少量であっても毒性は失われず、ハムスター専門サイトでも『絶対に与えてはいけない食品』として明記されている。

目安量与えない

注意点薬味や汁物の出汁として微量でも混入させない。誤食後は数日は血尿・貧血症状(元気消失、呼吸が荒い、粘膜が白っぽい等)が出ないか観察し、疑わしい場合はすぐ受診する。

のり(海苔)

NG

理由海苔自体に強い毒性成分はないが、唾液で湿ると粘着質になり、ハムスターの頬袋(ほおぶくろ)の中でべたついて詰まりやすく、頬袋の炎症や損傷、最悪の場合は取り出すために動物病院での処置が必要になるケースが報告されている。さらに市販の味付け海苔は塩分・砂糖・油分が添加されており、腎臓や消化器への負担が大きい。

目安量与えない

注意点無添加の焼き海苔であっても頬袋トラブルのリスクがあるため推奨されない。誤って口にしてしまった場合は、頬袋が膨らんだままになっていないか、食欲不振や口の周りを気にする仕草がないか観察し、異常があれば動物病院へ相談する。

は行

パセリ

少量ならOK

理由毒性成分はなく、ビタミン・ミネラルを含む栄養価の高い野菜だが、カルシウムとシュウ酸を比較的多く含むため、摂り過ぎると尿路結石のリスクが上がる。複数のハムスター専門サイトで「基本的に大丈夫だが与えすぎ注意」という評価が一致している。

目安量たまにご褒美程度。葉を1〜2枚、週1回程度が目安

注意点市販品は残留農薬が付着していることが多いため、流水でよく洗ってから与える。継続的な毎日給餌は避け、シュウ酸・カルシウムの摂り過ぎ(結石リスク)に注意する。

バナナ

少量ならOK

理由サイトの既定分類どおり、消化に問題のある成分はないが糖質が高く、肥満や軟便の原因になりやすい果物として扱う。

目安量1cm角程度を週1〜2回目安

注意点糖分が高いため常食・毎日与えるのは避ける。傷みやすいので食べ残しは頬袋に長時間残さないよう早めに片付ける。

パン

NG

理由食パンなど人間用のパンは、塩・砂糖・マーガリン・添加物などで味付けされており、体の小さいハムスターにとってはごく少量でも塩分・糖分・脂肪分の過剰摂取になる。また水分を含んで粘りが出るため頬袋の内側に張り付き、取り出せず炎症を起こすリスクもある。複数のハムスター専門サイトで「与えるべきではない」との評価が一致している。

目安量与えない

注意点誤ってこぼれたパン屑などを口にした場合は、頬袋に溜め込んでいないか、口の腫れ・出血・食欲不振がないか観察し、24時間以上頬袋が膨らんだままなら動物病院へ。ペレットなど専用フードを主食にする。

ピーマン

少量ならOK

理由ビタミンCが豊富で水分・食物繊維も含み、少量であれば消化器への負担も小さい野菜として複数サイトで評価が一致している。ただし種とワタは消化しにくく、辛味成分(カプサイシン等)を含むため除去が推奨される。赤ピーマンは糖分が多いので緑より控えめにする。

目安量ゴールデンハムスターで小指の爪程度、ジャンガリアン等はその半分程度を週1回目安

注意点与える前にヘタ・種・ワタを取り除き、流水でよく洗う。ネギ類など刺激の強い野菜と混同しないよう注意し、与えすぎによる下痢に注意する。

ひまわりの種

少量ならOK

理由ハムスターの好物として有名だが脂質含有量が非常に高く(1粒約1.2kcal、その半分以上が脂質)、体重40g程度の個体では10粒強で1日の必要カロリーを超えてしまうため、与えすぎは肥満・脂肪肝のリスクになる。複数の専門サイトで「あくまでおやつ、主食にしない」という評価が一致している。

目安量1日3粒程度を目安に、毎日ではなくたまのご褒美として

注意点殻付きのまま大量に頬袋へ詰め込むと殻の鋭い部分で頬袋を傷つける恐れがあるため、与える量・頻度を管理する。ペレットを食べなくなるほど与えすぎない。

ぶどう

少量ならOK

理由サイトの既定分類どおり、糖分が高い果物として扱う。皮は消化しにくく残留農薬の懸念もあるため皮なしが前提。

目安量皮をむいて種を除去し、1〜2粒を週1〜2回目安

注意点種は必ず取り除く。皮ごと与えない。糖分が高いため肥満・軟便に注意し、常食させない。

ブロッコリー

少量ならOK

理由サイトの既定分類どおり、ビタミン等を含み基本的に問題のない野菜だが、生の状態や大量摂取はお腹を緩くする可能性があるため少量が推奨される。

目安量小房を少量、週2〜3回目安

注意点生のまま少量を基本とし、与えすぎによる下痢・軟便に注意する。よく洗ってから与える。

ほうれん草

少量ならOK

理由毒性成分はないが、アクの主成分であるシュウ酸を比較的多く含み、摂り過ぎるとカルシウムと結合して尿路結石(膀胱結石・腎結石)のリスクを高める。ハムスター専門サイトの多くが「あえて与える必要はない食材」「与えるなら極少量・下茹でして」という評価で一致しており、他の野菜(にんじん・小松菜等)で代替可能なら無理に与えなくてよい食材とされる。

目安量与える場合は1回1〜2g程度(5mm角前後、大きくても1cm角以内)を、頻度を空けてごく少量のみ

注意点生のまま与えず、必ず茹でて水にさらしシュウ酸を減らしてから与える。茹でた後はキッチンペーパー等で水分をよく拭き取り、雑菌繁殖や水分の摂り過ぎを防ぐ。結石リスクがあるため常食・頻繁な給餌は避ける。

ま行

マカロニ・パスタ

NG

理由小麦粉が主成分でデンプン質の消化負担に加え、茹でると粘着性が強くなりハムスターの頬袋(ほおぶくろ)内に張り付いて取り除けなくなる恐れがある。米・うどんなど粘着性のある炭水化物と同様、頬袋内で腐敗・炎症(頬袋炎)を起こすリスクが複数の専門サイトで指摘されている。

目安量与えない

注意点普段のペレット・牧草で炭水化物は足りており、あえて与える必要はない。誤って口にしてしまった場合は頬袋に詰まっていないか触診で確認し、頬が膨らんだままだったり食欲不振・元気消失があれば速やかに動物病院を受診する。

マンゴー

NG

理由マンゴーはウルシ科の植物で、皮や未熟な果肉にウルシオールという成分を含む。ウルシオールは接触性皮膚炎やアレルギー反応の原因となることが知られており、ハムスター専門サイトの多くが「与えるべきでない果物」として明確に分類している。

目安量与えない

注意点ハムスター専用に無添加加工された市販のドライマンゴーであれば少量なら問題ないとする情報源もあるが、生の果肉・皮は避けること。口周りや皮膚に赤み・腫れなどの異常が出た場合は速やかに動物病院へ相談する。

みかん

NG

理由柑橘類(みかん・レモン・オレンジ・グレープフルーツ)は酸が強く、ハムスターの繊細な消化器官(胃腸)を刺激する。致死的な中毒成分は含まないため即座に危険というわけではないが、消化不良や口腔内への刺激のリスクがあるため積極的に与えるべきではないというのが本サイトの一貫した方針。

目安量与えない

注意点誤って少量口にした程度で重篤になることは稀だが、軟便・下痢・食欲不振がないか数日経過観察し、体調不良が続く場合は動物病院を受診する。おやつは別の週2〜3回OKリストの野菜・果物で代替する。

メロン

少量ならOK

理由メロンの果肉自体には中毒成分はなく、カリウムやビタミンCを含む。ただし水分量と糖度が高いため、多量に与えると下痢や肥満、栄養バランスの乱れにつながる。皮と種は消化しにくく、種は他の果物同様アミグダリン等のリスクも指摘されるため基本的に除去が推奨される。

目安量週1回程度、その場ですぐ食べきれる小さじ1杯程度(1〜2cm角ひとかけ)を目安。

注意点皮と種は必ず取り除き果肉のみを与える。水分が多く頬袋に溜め込みやすいため、食べ残しは巣材の中に隠されていないか確認し早めに取り除く。毎日与えるのは避ける。

もも

少量ならOK

理由桃の果肉自体には中毒成分は含まれずおやつとして少量与えられるが、種にはアミグダリンが含まれ、体内で分解されると有毒なシアン化水素(青酸)を生じ、呼吸障害等を引き起こす恐れがある。りんご・さくらんぼ・あんずなど他の核果類と同じ『果肉はOK・種は厳禁』のルールが適用される。

目安量種と皮を除いた果肉を週1〜2回、小さじ1杯程度。

注意点種は完全に取り除き、皮も消化に負担がかかるため剥いて与えるのが望ましい。缶詰・シロップ漬けの桃は糖分が多すぎるため使わず、生の果肉を用いる。誤って種をかじった疑いがある場合は速やかに動物病院へ相談する。

もやし

少量ならOK

理由玉ねぎ・にんにくのようなハムスターに有害な成分は含まれておらず、発芽野菜として少量なら与えられる。ただし生の状態では雑菌が付着している可能性があり、水分量も多いため消化器に負担がかかりやすく、与えすぎると下痢を起こしやすい。

目安量さっと湯通しして冷ましたものを1週間に1回程度、白い茎の部分を1本(数cm程度)。

注意点根と豆(種)の部分は取り除き、白い茎のみを与える。よく水洗いし水気を十分に切ってから与える。初めて与える際は少量から始め、便の状態に異常がないか確認しながら量を調整する。

や行

やまいも(山芋・長芋)

少量ならOK

理由でんぷん質の芋で毒性成分はなく、少量なら食べられます。ただし生のやまいもには針状のシュウ酸カルシウム結晶が含まれ、口周りや頬袋の粘膜を刺激して炎症・かゆみを起こす恐れがあります(人間が生の山芋に触れて手がかゆくなるのと同じ成分)。加熱するとこの結晶は分解され刺激性が下がります。

目安量軽く茹でる・電子レンジ加熱してから5mm角程度に刻み、小さじ1杯以下を週1回程度が目安。皮はむいて与える。

注意点生のまま与えない(口内刺激のリスク)。とろろ状にすると粘りで頬袋や口周りにべたつくため、必ず加熱・小さく刻んで与える。初めては少量から与え、口周りの赤み・かゆがる様子・下痢がないか観察する。

ゆで卵

OK

理由良質な動物性たんぱく質源で、毒性はなくハムスターも問題なく消化できます。ただし高たんぱく・高脂質のため日常的な主食にはせず、成長期・妊娠中・出産後・体調不良からの回復期など、たんぱく質が特に必要な時のおやつとして位置づけるのが基本です。

目安量白身中心に5mm〜1cm角を数個、月1回程度〜多くても週1〜2回程度まで。

注意点必ず固茹でにし、生卵・半熟は与えない(サルモネラ等の衛生リスク)。味付けはせず何もつけない状態で。初めて与える際は食べる様子を見守り、アレルギー症状や喉・頬袋への詰まりがないか確認する。

ゆず

NG

理由みかん・レモン・オレンジ・グレープフルーツなど他の柑橘類と同様、酸が強く消化器を刺激するため本サイトの既存分類(柑橘類全般=与えるべきではない)に準じてNGとします。ゆずは酸味・香り成分(リモネン等)が特に強く、皮には刺激性の精油成分も含まれるため、他の柑橘以上に与える理由がありません。致死性の毒性ではありませんが、下痢や消化不良、皮の誤食による口・鼻への刺激リスクがあります。

目安量与えない

注意点果肉・皮とも与えない。誤って皮や果肉を口にした場合は、下痢や口周りの不快感(頻繁に顔をこする等)がないか数日観察し、症状が続くようなら動物病院へ相談する。

ヨーグルト

少量ならOK

理由ハムスターは基本的に乳糖不耐傾向がありますが、発酵過程で乳糖の多くが分解されているため、無糖・無香料のプレーンヨーグルトをごく少量与えること自体は多くのハムスター専門サイトで許容されています。ただし必須の栄養素ではなく、個体差(特にゴールデンハムスターは下痢しやすい体質の子がいる)があるため、積極的に与える必要はありません。

目安量米粒大〜小さじ以下のごく少量を、多くても週1回未満の頻度で。

注意点無糖・無香料のプレーンヨーグルト、または小動物用ヨーグルトのみ。加糖・フレーバー付きは与えない。初回は少量から与え、下痢や軟便が見られたら中止し、その後は与えない。主食の代わりにはならないため常用は避ける。

ら行

らっかせい(ピーナッツ)

少量ならOK

理由ピーナッツ自体に毒性はなく食べられるが、脂質・カロリーが非常に高い(重量の半分近くが脂質)。ハムスターは小柄で肥満・脂質過多になりやすく、消化不良や肥満、脂肪肝のリスクにつながるため主食ではなくごく少量のおやつ扱いとするのが複数のハムスター専門サイトで一致している。

目安量ゴールデンハムスターで半粒程度を目安に、毎日ではなく数日〜週1回程度。ヒマワリの種など他の高脂質おやつと同日に重ねて与えない。

注意点殻・薄皮を除き、無塩・無油・無調味(味付けなし)の生または素焼きのものを与える。カビが生えやすい豆類でもあるため保存状態に注意し、傷んだものは与えない。子供や高齢・肥満気味の個体には控えめにする。

りんご

少量ならOK

理由果肉はビタミン・食物繊維を含み少量なら問題ないが、種にはアミグダリンが含まれ、体内の酵素で分解されるとシアン化水素(青酸)を発生させ中毒を起こす恐れがある。また糖分が多く、与えすぎるとペレットや野菜の食いつきが落ちる、下痢の原因になるといった点も複数サイトで一致。

目安量種・芯・へたを除いた果肉を、5mm角程度を目安に週1〜2回程度。

注意点種は1粒たりとも与えない。輸入りんごなど皮にワックスが塗布されている場合があるため皮は与えず、必ず果肉のみとする。誤って種を口にした場合は少量でも中毒症状(呼吸困難・けいれん等)が出ないか観察し、異常があれば速やかに動物病院へ。未熟な青いりんごは避ける。

レタス

少量ならOK

理由毒性はないが、水分含有量が約95%と非常に高い野菜で、ハムスターの繊細な消化器官に対しては水分過多による軟便・下痢を招きやすいとする指摘が専門サイトで一致している(本サイトの既存判定=OK・少量週2〜3回目安とも整合)。

目安量1回あたり1〜2g程度を目安に、週1〜2回程度にとどめる。

注意点外側の葉より内側の葉の方が水分・硝酸態窒素がやや少なく無難とされる。食べ残しは傷みやすいのでケージ内に放置せず早めに撤去する。軟便が見られたら中止し、頻度・量を見直す。

レモン

NG

理由本サイトで既に確立している方針(柑橘類は酸が強く消化器を刺激するため与えるべきではない)と一致し、複数のハムスター専門サイトもレモン・ゆず等の酸味が強い柑橘類は下痢や胃痛の原因になるとして非推奨としている。致死性の高い毒物ではないが、消化器への刺激が強く積極的に与える理由がない食材。

目安量与えない

注意点誤って少量舐めた・かじった程度で通常は重篤な中毒には至らないとされるが、下痢・食欲不振・元気消失などの様子が見られる場合は動物病院へ相談する。皮は精油成分も含み風味・刺激がさらに強いため特に与えない。

わ行

わかめ

少量ならOK

理由無塩・素干しのわかめ自体は低カロリーで、犬猫向けの獣医師監修サイトでも「与えても大丈夫」とされる食材だが、ハムスターに特化した情報源はほぼ存在せず安全性が確立されているとは言えない。市販のわかめは味噌汁用・サラダ用など塩蔵・味付け品が大半で、塩分がハムスターの腎臓・心臓に負担をかける点が複数のハムスター専門サイトで指摘されている。また乾燥わかめは水を含むと数倍に膨張する性質があり、小さな体のハムスターがそのまま食べると消化器内で膨らみ体調不良を招くおそれがある。ヨウ素も含むため摂り過ぎれば甲状腺への影響も否定できない。

目安量与えるなら「無塩・味付けなし」の乾燥わかめをごく少量(米粒程度)、必ず水で十分に戻してから、月に数回程度にとどめる

注意点味噌汁の具や味付けわかめ・サラダ用わかめ(塩蔵品)は塩分過多になるため絶対に与えない。乾燥のまま与えず必ず水で戻し、小さくちぎって少量から試す。ヨウ素過多を避けるため頻度は控えめにし、他の海藻類(昆布など)と合わせて与えない。誤って塩蔵品や大量を食べてしまった場合は下痢・元気消失・多飲多尿などがないか経過観察し、異変があれば速やかに動物病院を受診する。